季節の確認作業

 今日は、アメとムチのような休日でした。

 自分の今のありかた、そしてこれからのありかたについて、良かったことと、悪かったことが一日で同時に起こって、少し疲れてしまいました。「あなたのやっていることは間違っていますよ」と言われた直後に別の人が現れて、「あなたのしているおこないは正しいですよ」と言われたような、端的にいうとそんな日でした。整理することに時間がかかるので、このお話は別のときに、きちんと文でまとめようと思います。

 だから、今日のささやかな出来事だけ、備忘録。

 葉山のおいしいごはん屋さんや、逗子のおいしいマフィンのお店に連れて行ってもらい、お店を出る頃にはもう17時を回るところでした。

 「この頃、16時半には急に暗くなるよねー」
 「本当に最近、日の入りが早くなりましたよね」
 「ほんとにねー」

という他愛ない話をしていたそのとき、「そういえば、この会話って、毎年必ずしているなぁ」と気がついたのです。季節が夏から秋、秋から冬に移ろえば日の入り時間は短くなるということを、私たちはちゃんと知っています。なのに、毎年必ず「この頃、日が短くなったねえ」なんて言う。そして、季節がまた冬から春へと変わるとき、決まって「やっと日が長くなってきたねえ」なんて言うのです。

 わたしは、なんだかその会話がとてもいいなぁ、と思いました。毎年誰かとこの会話をすることで、「季節が変わる」ということをいっしょに確認し合っているような。日々の忙しさにかまけて、すっかり忘れていた季節の信号。

 夜にお会いしたお姉さんに、「ブログ読んだよ」と言ってもらえました。直接、ご報告をいただくのは初めてだったので、本当に嬉しかったです。文章を書く上で尊敬していて、なおかつ相談に乗ってもらっていた方だったから特に。もっと、これからもどんどんやっていこうと思いました。早く、絵を描きたいです。ひとつ、進めていることがあります。12月に発表したいと思います。
 
20161120/age19 nemachizuki